断捨離のススメ！｜かたつむり母ちゃん

　こんにちは。かたつむり母です。今日のテーマは「断捨離」。今更ですが「断捨離」。

「断捨離」という言葉もかなりの市民権を得てきましたよね。かたつむり母も断捨離に関係する本を何冊か読み、実践しようと試みたことがあります。「一気に断捨離してしまう！」という意見もあれば「１日○個捨てて行きましょう」という意見も。「断捨離しすぎて後悔した。捨てなければよかった。」「断捨離したら人生が変わった。」という声も…。
なんでもそうなんですけどやり方は「人による」。かたつむり母はそう思います。

気をつけないと物はどんどん溜まる

　毎日郵便受けに入ってくるDMやチラシ、ペットボトルなどについてくるノベルティ、お金を使って「買う」ことをしなくても気付けばどんどん家の中に入ってくる物、モノ、モノたち…。身の回りを見渡してみれば「なんでここにあるんだ？」っていうような物ありませんか？それ、使いますか？なんとなーくそこにある物たち。意識して「家に入れない」か「捨てる」ことをしないと物はどんどん溜まっていきます。

人は１日に六万回の思考をする

　「人は１日に六万回の思考をする。」と言われています。以前に坐禅体験をしたときに痛感したのですが「何も考えない」ということは思った以上に難しいものです。何もしなくても考えてしまう。これを「自動思考」と言います。「自動思考」はその名の通り「自動」なので自動に考えてしまうのです。電車の広告に文字が書いてあれば無意識のうちに読んでしまう。目に入ってくるもの全て意識する気はなくても「コップだ」「メガネだ」「雑誌だ」「ゴミだ」と認識しているのです。

　また、脳は１日に最大3万５千回も選択をしていると言われています。また、１日に選択できる回数には上限があるとも言われています。遅くまで残業をしていたときに普段ならすぐに理解できることができなくなった経験はないでしょうか。「疲れ」と言えばそうなのですが、それは「選択できる数の上限」に達してしまい、「脳が飽和状態」になっているからなのです。アップルの創業者スティーブ・ジョブスをはじめ多くの成功者たちは毎日同じ服を着る「制服化」を実行し、選択回数を減らし、仕事の生産性を上げていたことは有名な話です。確かに「明日何着よう？」「靴は？」「髪型は？」と悩むのはデートやお出かけの前日以外は億劫な時もありますよね。

脳の生産性を上げるために断捨離をする

　知らず知らずのうちに「自動思考」を繰り返してしまう私たち。不要なものに囲まれて生活をしていては脳が疲れ切ってしまいます。「今日はなんだか頭の中がごちゃごちゃで何も考えられない。」なんて思ったことはありませんか。脳を少しでも休ませてあげるためにも不要な物は思い切って「断捨離」するといいのかもしれません。

捨てる？それとも？

　「不要な物を手放してスッキリとした家で暮らしたい。」多くの人がそう思っていてもできないのが「断捨離」。なぜなら人はこう思うからです。

「まだ使えるのにもったいね〜〜〜！」

そうです。これです。「もったいない精神」日本人ですもの。「MOTTAINAI」！素晴らしい精神だと思います。
　かたつむり母は「捨てるもの」「寄付するもの」「売るもの」に分けることにしました。「捨てる物」は壊れている、修復できないほど汚れている物。「今までありがとう」という思いを込めてサヨナラします。「寄付するもの」例えば本を公共施設に、未開封の缶詰をフードバンク・ドライブへ持っていく。「売るもの」はまだ使用できるが自分は使用しなくなったもの。今は便利なものができましたね。そう、「メルカリ」「ヤフオク」「ラクマ」などのフリマサイトです。

メルカリに出品することにした

　すっかり大きくなった我が家の子どもたち（息子高３、娘高１）。かたつむり母が捨てにくいものの一つが子どもたちがお世話になったおもちゃたち。保育園に通っていたせいか家で遊ぶ時間もあまりなかったため比較的美品。トイストーリーの映画ではないけれど、お人形をはじめまだ使えるおもちゃを捨てるのはとても心苦しい。
　今日は子どもたちが遊んでいた「レゴの赤いバケツ」をメルカリに出品することにしました。まずはお湯で汚れを落とし…パーツが揃っているか並べて‥。

　久しぶりに日の目を浴びてきれいになったレゴはなんだか嬉しそう。生き返ったようです。かたつむり母が並べている横で何やら奇妙な物を作り出す息子（高３）。久しぶりだね。あの時は忙しすぎてなかなか一緒に遊んであげれなくてごめんね…。

　やっぱりおもちゃは遊んでもらってなんぼ（笑）きれいにして出品するのでまたどこかの子どもさんに遊んでもらってほしいです。車になったり、お家になったり、怪獣になったり‥うちの子たちとたくさん遊んでくれてありがとう。おかげで色や数も覚えたよ。手先も器用になった。もう「作って、作って！」「遊んで、遊んで！」と言われることもないのかな？レゴを並べながらなんだかしみじみとしてしまうかたつむり母でした。